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玉置神社。ここまでのまとめ2

2011/04/12 18:02 ジャンル: Category:旅の記録
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IMG_6291.jpg

(続き)

昨年の神社めぐりは、ちゃんと報告したのは
夏の淡路島、伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)と、論鶴羽神社、
までで止まってしまってました。

http://newbanbing.blog107.fc2.com/blog-entry-625.html

その後、亀岡の出雲大神宮、奈良の大神(おおみわ)神社、龍穴神社、曽爾村、、、
他にも行ったかな。。いろいろ、参らせていただきました。

※出雲大神宮の報告はしてました。こちら

そして昨年12月に、十津川村、玉置神社にお参りしたんです。
その時のことを少し報告。

玉置神社に行く直前、私は、ウィルス性のお腹の風邪になり、
3日間、飲まず食わずの断食状態になりました。
これは、私的には、禊(みそぎ)だったと思ってます。

何しろ、国常立の命さまにご挨拶に行くのだから。^^


十津川村に行く道中、
なんだか、見たことある風景だな~、と思っていたら、

なんと、「高鴨神社」の案内が出ている。

以前、千早赤坂村のチンマイと、何度かご挨拶に行ってる。
全国の鴨(加茂)社の総本宮で 弥生中期前からの歴史があるとされる、
日本最古の神社の一つです。

2008年のイベントで、木内さんとも一緒に行った。

ここで、お誕生日のご祈願をしてもらってから、
毎年、お誕生日に新い勾玉が送られてきています。

その時もちょうど、お誕生日の直前で、案内が届いてました。
気になりながらなかなか行けずにいたところだったので
ちょっと寄ってみることに。

宮司さんもいらしてご挨拶したあと、お参りして、
思いついて、お神酒を買って行くことにしました。

こんなこともきっと神さまのお運びだったんだと思います。


そして、十津川村に到着して、その日は村の入り口あたりのホテルに宿泊。


翌日が玉置神社です。

IMG_6067.jpg

以前からネットで調べて、ここでお願いしようと思っていた十津川鼓動の会

本来、ひとりだけの案内はしていないんだけど
なんとかお願いして、個人的に車で案内してもらえることになって
地元の主婦、(Oさん)が案内してくださることになりました。

Oさんは、一家でとても玉置神社にご縁のある人で、
特に、樹齢何千年と言われる「神代杉」にご縁がありました。

神代杉の前に賽銭箱?があって、
そこに、Oさんのお父さんの名前が書いてありました。
寄贈されたのです。

ちょうど、そのお父さんが入院中で、
実家のお姉さんと交代で看病にあたっていて、
ガイドの仕事も、なかなか出来ないような状況の時でした。

そして、いつもなら、玉置神社のガイドは、
もっぱら、「歴女」のお姉さんが担当で、
自分は、果無村落などをガイドするほうが多いんだけど
今日はたまたま、自分が案内させてもらうことになり、
知識も姉ほどではなく不慣れで申し訳ない、と、言っておられました。

だけど、結局、それも神さまのご縁であったことが後でわかりました。

最初の予定では、朝9時ごろからの出発のはずでした。
それが、直前になって、ガイドさんの都合で、
午後1時からにしてもらえないかと、電話がありました。
もちろん、おまかせなので全然かまわないと伝え、
それまでの時間をどう過ごそうかと、楽しく考えていました。

ところが、当日の朝、前泊したホテルを、今まさに出ようとした時、
ガイドのOさんから電話があり、また、時間変更してほしいと。

またまた私も描いていた予定を変更することになるけど
やっぱりすべてお任せなのでOK。

こうして、二転三転した約束の時間に落ち合って
玉置山をのんびりドライブしたり歩いたりして
ようやく、玉置神社の駐車場に。

ここまで、私たち以外の登山客にもまったく合わず、
紅葉の時期も終わっている今ごろは、
玉置神社に参拝する人もきっと誰もいない、、、と話してたら、
たったひと組、若い(私たちよりは)カップルが、
駐車場に車を停めていました。

そこからまた、私たちは、Oさんのお薦めする通り、
普通のルートとは逆に、本殿に行かず、玉石社からお参りすることに。

ゆっくりと歩いたり登ったりしてから社務所に。

正式参拝をしたかったけど、個人では高額になってしまうので
お祈願をしていただくことにしました。

個人的な願い事など何もないので、「神恩感謝」で。

途中、高鴨神社で買った「お神酒」を、禰宜さんに差し出すと、

「高鴨神社!寄って来られたのですか?全国鴨社の総本宮なんですよ。
 神さまきっとお喜びされると思います。ありがとうございます!」と、

予想外にえらい喜んでいただいてびっくり。
やっぱり、高鴨神社に寄って、お神酒持っていけ、ってことだったんだ~。^^

そして、Oさんは、この禰宜さんたちと、普段からお友だちで、

「Oさんも一緒にご祈願して行ってください。
 お父さんのこともあるし。
 神代杉にも参ってくださいよ。ご縁が深いんだから。」と言われ、

私に付き合って、一緒にご祈願の席に並ぶことになりました。

Oさんは、

「きっと、近所に住んでいてもなかなか参拝に来ない私を、
 Atsさんを使って、呼ばれたんだと思う。
 こんな機会をくれて、Atsさんにとても感謝してる。」て言ってくれた。

あー、きっとそうなんだと思う。良かったなーと思う。

「私も一緒に、お父さんの回復をお祈りさせてもらいます。」 


そしてそして、まだあるのです。
もうひと組、お祈願をする方がいるので一緒に、、と言われる。

それが、駐車場で会ったカップルさんでした。

Oさんとの待ち合わせの時間が二転三転し、
社務所に来るまでのルートも違って、時間のズレがいっぱいあるはずなのに、
まるで、タイミングを合わせたように、一緒にご祈願。

(神さまが、2回に分けてのご祈願がめんどうだから、時間合わせた?)

ともかく、とてもご縁を感じます。

なんと、このカップル。
後でお話を聞いたら、この奥さまのほうが、
熊野の大馬神社というところの、女性神職さんだったのです。

その時、和太鼓を叩きながら、それはそれは素晴らしい「天津太祝詞」を
うたってくださった禰宜さんが、以前大馬神社でお仕えしていたらしく、
また、玉置神社にもご縁があるのか、夫さまの厄年のお祓いに来られていたのでした。


また熊野に繋がり、
ここに至るまでの、時間のズレや流れも、全部意味を持ってきて、
神さまのお導きであることを、感じざるを得ませんでした~。

「いつか必ず、大馬神社にお参りしますね。」と約束してお別れしました。

(それは、翌年の2月に、チンマイと行きました。また追って書きます)


そして、十津川村を降り、
何やら、ざわざわと、心の中に予感しつつ、
だんだん年の瀬が近づいて来たある日、
Oさんから、自家製のお漬物などが送られてきました。

添えられたお手紙に、お父さんが亡くなった、と書いてありました。

亡くなる前に、玉置神社にご挨拶に行けて、
本当に良かった、と思います。

きっと、あの素晴らしい自然の中、神代杉とともに、
Oさん一家を見守り続けていることでしょう。




(続く)




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