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Ats the way

「NGO千の雫プロジェクト」「大阪手作り酵素の会」「大阪源流『水の杜』」

第2期My醤油作りWS報告(写真多数♪)

2013/02/17 23:57 ジャンル: Category:My醤油作り
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やっと、My醤油作りワークショップの報告にたどりつきましたー!
あわ歌の会の翌日、2月11日でした。

今回も、奈良県御所市の片上醤油さんがご夫妻で来てくださり、
またまたとっても楽しい1日を過ごすことが出来ましたよ!

本当にありがとうございました!

まず、午前中は、昨年のMy醤油ワークショップで仕込み
1年間それぞれの家で大事に育てた、My醤油くんたちが集結!!
DSCN0338.jpg
*これはあっちゃんのMy醤油。
ずっと並べて育ったのに全然味も香りも違うんですーーー!!
 結局、片上醤油さんの蔵とそっくりな香りのするほうを漉して
 もうひとつは、来年まで熟成してもらうことにしました。

DSCN0341.jpg
*1年経てば醤油も育つけれど、少年も育つ・・・
 めっちゃ大きくなっていてビックリしました!Ray君です。
 彼らは、今年も3本新しくMy醤油を仕込んだのですが、
 その内一本は、この日漉した出来たてホヤホヤのMy醤油で仕込んだんです!
 そうです。片上醤油さんで言うところの、重ね仕込み醤油です!
 http://www.asm.ne.jp/~soy/katakami.htm
 つまり、、、
 普通は、もろみに「塩水」を入れて仕込むのですが、
 彼らは、もろみに「出来たばかりの醤油」を入れて再仕込みしたのです。
 彼らのママが、この「重ね仕込み醤油」の大ファンで、
(この日も2本買って帰ったし)
 畏れ多くも、「My重ね仕込み醤油」にチャレンジした、ってことです。
 いやーー、来年が楽しみです!味見させてねー!


DSCN0343.jpg
*片上さんが用意してくださった、絞り用の布袋をペットボトルにかぶせて
 そこにMy醤油を入れて静かに漉していきます。


DSCN0339.jpg
*嬉しそうに漉す、みなちゃん(^-^)


DSCN0340.jpg
無心に漉す、ゆみよちゃん(^-^)


仕込んだもろみ(大豆こうじと麦が混ざったもの)は、
1年間しっかりお世話したとかしなかったとか、
よく振ったとか振らなかったとか、
大豆が形のまま残っているもの、潰れているもの、
色んな姿がありました。

これは、片上さんが持って来てくれた、絞ったもろみ。
DSCN0348.jpg
*左はゆる~く絞ったもの。右は機械で「極限まで」絞ったもの。

ゆる~く絞ったものもとても美味しいんですが、
やっぱり右側の、カチカチのおせんべいみたいになったもろみは
みんなの大人気で、もらって帰る人多数でした。(笑

絶対何かに商品化したら売れる!と思うんですが
やっぱり、すぐに油分が酸化してしまうそうで、ダメなんだそう。

絞りたてホヤホヤも、固いもろみは、
お醤油屋さんの秘密のご馳走だそうです。^^

さーーー、ぽたぽた自然にお醤油が落ちるのを待つ間、
みんなのもろみの味見大会が始まりました!
DSCN0350.jpg
*みんなのもろみを少しずつ小皿に乗せてスプーンで味見していきます。

誰がということもなく、、、
どれが美味しいかの印として、10円玉を置いていくことになり、、
DSCN0352.jpg

どんどん味見大会が進みます。
DSCN0349.jpg

どれも、とっても美味しいんですよ。
この後、漉して出来たそれぞれのMy醤油も味見したんだけど
全部美味しいけど、本当~~に微妙に違うのがわかるんです!
香りも全部違うの。家のニオイなのかな~??(笑

醤油の濃さも、薄いのから濃いのまで、さまざま。
漉せる量も、多いのから少ないのまで、さまざま。

不思議ですよね~~~~~。
ビンの中は、独立した世界で、みんな個性的。


みんな迷いながらも、「あえて美味しいもの」を選ぶのに苦労しました。
それでも、どんどん10円玉が集まってきて・・・
DSCN0353.jpg


この、40ポイント(円)集めたのは、、、
どっちだったか忘れてしもたんだけど、、、


とにかく、第3位と第2位は、この方たちです!!
DSCN0356.jpg
*小春ちゃん!
 みんなの注目浴びすぎて、おびえて(笑)しまいましたーー。

オメデトウ!


そして、みなちゃん!
DSCN0357.jpg
*大喜び!(笑)



そして、なんど最高額、60円をGetした人がいます。
DSCN0358.jpg




千の雫プロジェクトチーム、陶芸家の
きたはまちかちゃんでしたーーーー!!!!
DSCN0360.jpg
*栄光の、第1期My醤油品評会、優勝者です!!(笑
 めっちゃ嬉しいこの笑顔!!!

 ホントなんか嬉しくて楽しかったねー!

(ソシテトテモザンネンダッタ。グシュ。アタイノモメッチャオイシカッタンダヨーーー(。、))))
・・・と、みんな言ってました。(笑

優勝者ちかちゃんは、
北側の涼しくて暗い場所で育てていたそうです。

しっかりボトルを「振って」いたようで、
もろみの大豆は、わりとつぶれていました。

全体的に、大豆がつぶれているようなお醤油が
味が良かったような気がします。熟成が進んだのかな。

だから、あとひと夏越した頃には、
すべての醤油が、旨味や味わいが深まっているんだと思います!


楽しい品評会も終わり、
だいたい漉せたMy醤油を、ビンに移していきます。
DSCN0364.jpg

DSCN0362.jpg

DSCN0363.jpg

漉せた量もそれぞれまちまちで、
大豆がつぶれていた人のは、大豆が吸い込んでいるのか
少なめで、ゆっくり漉すのが良いみたい。

ほとんどの人は、は500mlのビンで足らないくらいでした。

これは、あっちゃんのMy醤油。さっき写しましたー(^。^)
DSCN0432.jpg

もう嬉しくてすでに何度か使っていますのでこれでも減っています。

WS後、忙しくてなかなか漉せずにいたんですよ。
しばらく、布に入ったもろみから、ずーっとしたたり落ちてたんです。
だから、最終的には、800~900ml、取れたと思います!やったー!!


すっごく味わいがあって、サッパリした美味しいお醤油になりました。
あと1本は、もうひと夏寝かせます。
きっともっともっと味わい深くなる予定。片上さんちのお醤油のように。



はい。
そして、ワイワイと楽しい絞り会は終わり、
午後からは、いよいよ第2期の始まりです。

たくさんの荷物を運んでくださり
午後の準備をしてくださる、片上さんご夫妻です♪
DSCN0361.jpg

今回も総勢25人集まってくださり、
追加も入れて、合計40本の新しいMy醤油を仕込みました!


お醤油の歴史や作られる過程、市販のお醤油との違い、、、
何度聞いても興味深く、お醤油についての知識も広がる片上さんのお話。
皆さんの感想もとてもよかったです!
DSCN0365.jpg


みんな順番に仕込んでいきます。
DSCN0368.jpg
*手前のジップロックに入っているのが、出来立ての「もろみ」。
 片上さんちの大きな「室」で、2日間大事に温度管理されて
 室出しされたばかりのものです。
 出来たばかりなので、部屋の温度にとても左右されやすく
 あったかいと、どんどん温度が上がってしまうので
 直前まで、駐車場の車の中で待機させてくださってました。
 これ以上温度が上がらないうちに、早めに仕込みを開始。

(ホントに繊細で、元気いっぱいのしょうゆコウジくんたちなんです!)

塩水にもろみをどんどん入れていきます。
DSCN0370.jpg

塩水の色が茶色いのは、
一度、片上さんちの杉の樽に入れたからだそうです。

樽に付いていたお醤油の色がつき、
きっと、そこにいる、片上菌さまたちもご一緒に・・・(笑
DSCN0369.jpg

DSCN0371.jpg
*神戸から「ごパン」さん。初めてお会いしました!

DSCN0373.jpg
*うちにお味噌も作りに来てくれた、小学6年生!!(右。ですよ^^)
 左は、叔母さんのみよみよ。
 味噌や醤油が作れる6年生!なんてカッコいいんだ。
 いい叔母さんがいて、シアワセだね!



はい。
またしても全体写真を撮り忘れてしまいました、、、(涙

この後、片上さん自慢のおしょうゆも、たくさん買っていただきました。
奥さまが「世界一!」と絶賛し、私も今や同じく世界一!と宣伝する、
「淡口醤油」は、完売!したそうです!

淡口醤油ってね、ただ塩水を濃くして薄めただけ、、、とか思ってませんか!?
私も、この日初めて知りましたが、
実は、コウジの時点で、違うんですよ!!
色がつかない、白いコウジを使い、他にもヒミツの大変な工程があるんです!
だから、お値段も少し高めだけど、最高に美味しいお味になるんです。

日本人にかかせない、煮物のお味が、
まるで、京都の高級割烹のようなお味になるんですよ。

おうどんなんかも、もったいないほど上品な出しが出来ます。

奥さんは、なんと、お豆腐にこの淡口をかけるのが最高なんだそう。

濃い口のお醤油も、それはそれは美味しいし、
淡口はまた、まったく違う高級調味料なんです。

ぜひぜひ、お試しくださいよーー!
直接注文は、こちら。
http://www.asm.ne.jp/~soy/katakami.htm


はい。
写真もいっぱい載せて、無事報告終了です。ほっ。

会の最後に、自分で言って自分で感動してしまった言葉があります。(笑)


「片上醤油さんのあの蔵は、今作ろうと思っても作れないんです。
 同じ蔵を作ろうと思ったら、100年近い年数がかかるんです。
 片上さんの蔵は、片上さん家の宝でもあるけれど
 日本の宝でもあるんです。
 ずっと守り続けてもらわないと困るんです。」とか・・・

何度も言うけど、本当にそうなんですよ。

片上さんちの息子さんが、喜んであの蔵を受け継ぎたい!って思ってくれるよう
私たちも応援していきたいと思ってます。

本当に、大事な日本の文化。宝でございます。


片上さん、奥さん、
今年も楽しい1日を、ありがとうございました!!!

また来年もすごく楽しみにしています。
毎年毎年、世代が変わっても、続けていけたらいいなと思ってます!(笑


お疲れさまでしたーーー!



DSCN0375.jpg
*片上さんちの蔵と同じくらい大切な宝物。子どもちゃん。
 君が大人になった時も、立派に成長した君と同じくらい、
 片上醤油の蔵が元気で活躍してくれていますように。
 バビーは心から祈ってます!!



ご参加ありがとうございました!


 
 



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