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Ats the way

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壁とたまご

2010/10/03 20:52 ジャンル: Category:想うこと
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ある人とメールのやり取りをしていて、
作家の、村上春樹氏が昨年、
イスラエルの文学賞、エスサレム賞を受賞した時の
スピーチの話しを聞きました。

そのことは、ニュースでチラリ聞いただけで
詳細は知りませんでした。

で、検索したら、スピーチ全文が掲載されてるサイトがありました。

このスピーチ、、、、

壁と卵にたとえられる、平和のメッセージ。


壁とは、社会のシステムなど、、のこと。
卵とは、ひとりひとりの人間のこと。


とてもとても、素晴らしかったです。
感動して、涙がポロポロこぼれました。

めちゃくちゃ嬉しかった。
こんなことを言ってくれる日本人がいて。

イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの無差別攻撃を
暗に批判する、このスピーチ。
でも、これはただの批判じゃない。
人々のこころの奥底で、普遍的に眠っている、
最も大切なものを、大切だと、思い出させてくれる、
本当に、素晴らしいスピーチ。

今、尖閣諸島問題で、
武器を持たずとも、実際に殺人をしなくとも、
敵対し、攻撃しあい、戦争と変わりないことをしてる、
中国の人、日本の人、みんなに読んでほしい。

この文は、イスラエルで、一部反感はあったらしいけど、
きっと、人々のこころに、届いたはず。

どんな人にも、「良心」がある。

誰もが持って生まれた、そこが「神の領域」だと思う。

だから、そこは人種も宗教も、国も何も越えて、普遍的だ。

何が大切か、、、ということを、みーーーんな、わかってる。

そう信じたいです。

そして、私は、たまごでいたい。
どんな時も、どんな世界になっても、
たまごでありたいし、たまごの側に寄り添い、
たまごの痛みや、たまごの歓びを、感じていたい。



一部紹介します。
全文はこちらで読めます。ぜひ読んでください。
http://www.47news.jp//47topics/e/93925.php


----転載ここから-------

ここで、非常に個人的なメッセージをお話しすることをお許しください。それは小説を書いているときにいつも心に留めていることなのです。紙に書いて壁に貼ろうとまで思ったことはないのですが、私の心の壁に刻まれているものなのです。それはこういうことです。


 「高くて、固い壁があり、それにぶつかって壊れる卵があるとしたら、私は常に卵側に立つ」ということです。


 そうなんです。その壁がいくら正しく、卵が正しくないとしても、私は卵サイドに立ちます。他の誰かが、何が正しく、正しくないかを決めることになるでしょう。おそらく時や歴史というものが。しかし、もしどのような理由であれ、壁側に立って作品を書く小説家がいたら、その作品にいかなる価値を見い出せるのでしょうか?


 この暗喩が何を意味するのでしょうか?いくつかの場合、それはあまりに単純で明白です。爆弾、戦車、ロケット弾、白リン弾は高い壁です。これらによって押しつぶされ、焼かれ、銃撃を受ける非武装の市民たちが卵です。これがこの暗喩の一つの解釈です。

 
 しかし、それだけではありません。もっと深い意味があります。こう考えてください。私たちは皆、多かれ少なかれ、卵なのです。私たちはそれぞれ、壊れやすい殻の中に入った個性的でかけがえのない心を持っているのです。わたしもそうですし、皆さんもそうなのです。そして、私たちは皆、程度の差こそあれ、高く、堅固な壁に直面しています。その壁の名前は「システム」です。「システム」は私たちを守る存在と思われていますが、時に自己増殖し、私たちを殺し、さらに私たちに他者を冷酷かつ効果的、組織的に殺させ始めるのです。


 私が小説を書く目的はただ一つです。個々の精神が持つ威厳さを表出し、それに光を当てることです。小説を書く目的は、「システム」の網の目に私たちの魂がからめ捕られ、傷つけられることを防ぐために、「システム」に対する警戒警報を鳴らし、注意を向けさせることです。私は、生死を扱った物語、愛の物語、人を泣かせ、怖がらせ、笑わせる物語などの小説を書くことで、個々の精神の個性を明確にすることが小説家の仕事であると心から信じています。というわけで、私たちは日々、本当に真剣に作り話を紡ぎ上げていくのです。


今日、皆さんにお話ししたいことは一つだけです。私たちは、国籍、人種を超越した人間であり、個々の存在なのです。「システム」と言われる堅固な壁に直面している壊れやすい卵なのです。どこからみても、勝ち目はみえてきません。壁はあまりに高く、強固で、冷たい存在です。もし、私たちに勝利への希望がみえることがあるとしたら、私たち自身や他者の独自性やかけがえのなさを、さらに魂を互いに交わらせることで得ることのできる温かみを強く信じることから生じるものでなければならないでしょう。

 
 このことを考えてみてください。私たちは皆、実際の、生きた精神を持っているのです。「システム」はそういったものではありません。「システム」がわれわれを食い物にすることを許してはいけません。「システム」に自己増殖を許してはなりません。「システム」が私たちをつくったのではなく、私たちが「システム」をつくったのです。
 これが、私がお話ししたいすべてです。


-------------ここまで----------



大切なことは、そんなにたくさんあるわけじゃない。
大切なことって、全然難しくない。

大切なことって、とってもシンプル。


私も、いつも、卵でありたい。卵の側にいたい。

どんなに、その壁が高くても、無駄な抵抗でも、
その壁の、自己増殖を簡単には許さないために
たまごの側を離れたくない。

マスコミの扇動に流されない、ってことも言えますよ。



夜勤行ってきまーす。

またね。


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