Ats the way

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時間は光りの粒のように過ぎてゆく

2011/10/08 12:40 ジャンル: Category:施設の神さまたち
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お別れまで、
あと一週間になってしまった。

実は、、、まだ、神さまたちに伝えていない。

毎日、「明日は~?」と、
明日もここに来るのかどうかを訪ねてくれる人たちに
答えることが出来ない日が、一週間後にやってくるんだな~。

Hさんには、オムツ交換の時、

「私、実は地球防衛軍で、
もうすぐ、地球を守るために、行かなあかん。」

とか、言ってみた。

Hさんは、ただ、カカカと笑っていたけど、

「行かなあかんやろ?地球のためには。」と追いかぶせると、

「うん♪ 行かなあかん。」と言ってくれた。



いつかのある日、
目をつぶれば、自由な世界へ行けることを教えてあげた。

生身の身体は、手も足も動かない。口も思うように動かない。
知能も、フツウのオトナのようには働かない。
思うように散歩にも出れない。
大好きなワンコも飼えない。
家族にもなかなか会えない。。。

でも、目をつぶれば、どこにでも行けるし誰にでも会える。
野山を駆け巡ることも出来れば、ワンコと散歩も出来る。


「誰に会いたい?」と聞いたら、

「おとうさん」と言った。

「おとうさん」は、パン屋さんなんだと言う。

「おとうさんと何がしたい?」

「おてつだい。」


オムツを交換する数分間、
彼女は、パン屋の、おとうさんのとなりで
自分の足で立って、自分の手で、パンをまるめていた。

出来上がったふかふかのメロンパンを、
本当に、口をもぐもぐ動かして、美味しそうに食べた。


交換が終わって目を開けた彼女の頬は、
その綺麗な肌をより輝かせ、ピンク色に染まってた。

「楽しかった?」と聞くと。

「うん!」 と答えた。


その後も、時々、その「目をつぶるごっこ」をせがまれるけど、
なんだか、切なくて。
悪いこと教えちゃったかな、、と反省したりして。

後で、スタッフに聞くと、
彼女のお父さんは、パン屋さんでも何でもなくて、
ちょっと忘れちゃったけど、まったく別の職業だった。

彼女は、目をつぶって、その世界で、
本当に上手に、遊んでいたんだなと思う。


「それは嘘の世界じゃなくて、本当の世界なんだよー。信じる?」

「うん♪」

彼女は、
それが、本当の世界でもあること、とっくに知っているのかも知れない。


(いつかはみんな、そこへ行くんだよね。)←これは飲み込んだ。



私より、10才くらい年上の彼女だけど
本当に少女のように、泣き、笑い、怒り、イジワルなことも言う。

何度叱っても、用もないのにスタッフコールを押す。押しまくる。
やっと押すのを止めたと思ったら、今度は「がお~~」と泣いている。


なのに。

なのに。
また朝になったら、何もなかったように、笑ってる。

うちのワンコやにゃんこが、元気でいるか聞いてくる。

毎日毎日、同じことを返事している私。

他の利用者さんが、その答をまる覚えして、
私の代わりに、スラスラと答えてくれる始末。


だって、彼女は、毎日毎日が、とても新しいのだから。

どんなに泣いても、どんなに笑っても、
次の朝には、まっさらに、新しい。

ううん。
一瞬一瞬が、新しい。一瞬一瞬が、美しい。

来る日も来る日も、
神さまがよこしてくれる、一瞬一瞬を、
ひたすら受け取り、ひたすら過去へ送る。



だからきっと、だいじょうぶ。

ある日、いつも面白いことを言う、オバサン地球防衛軍が、
地球を守るために、ここを去ったとしても。(爆)




私も、今、
一日一日が、光る粒のようだな、と感じてる。

朝、一日が始まる。夜、終わる。

(仕事は夜始まり朝終わることもあるけどね。)


新しい一日が終わり、
目が覚めたら、また、新しい朝がが生まれてる。


ひたすら、そんな、粒々の一日を繰り返している感じ。


時間は、波のように、形を変えては流れているように思うけど、
実際は、毎日、粒々に、光ってる。そんな実感がある。
こんな感覚は、初めてかも。



あと一週間。

毎日毎日を、感謝して、光り輝かそうと思う。

そして、サラリと出ていこうと思う。
何も失わないし、何も消えない。

ただ、一瞬、光ったり翳ったり、するだけ。


目をつぶれば、いつでもそこに行ける。



一日一日。一瞬一瞬。

時間は、光りの粒のように、キラキラと、過ぎてゆく。


今日も、大切に、過ごしましょう。
いつも、次の世界へ向けて。新しいStepを。1歩ずつ。

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とか言って、今からお風呂入って寝るワタシ。


Sweet dreams! everyone.




優しいこころで

2010/09/13 01:39 ジャンル: Category:施設の神さまたち
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新しいblog。気分はまるで新しい我が家、、という感じ。
そうなんだよねー。
ここはもうひとつの我が家。次元の違う、自分の住処でもあります。

普段は、ふつう~に家があって家族がいて、
些細な感情の揺れや、心配ごとは、切っても切れず在るものだけど
それは、それ。
肉体を持ち、この3次元で生きていれば、逃れられないもの。
少なからず、生きるのめんど臭~~~い、とか、よく思います。

ネガティブな感情の側から見たら、
この世の誰とも、意見なんて、合いまてんよ。はっはっはー。


だから、「ここ」が、私には必要。なんです。(ほんなら毎日ちゃんと書けよ)



さて。
記念すべき1回めの投稿は、久しぶりに施設の神さまたちの話を。

毎日、可笑しかったり、楽しかったり。
ここで暮す人たちと過ごす時間は、とってもピュアです。

もちろん、お仕事ですから、やることはちゃんとやってますよ!
時々忙しくて、ヒーヒー走り回ってます。

だけど何より、ここで暮す人たちのことが、大好きなワタシです。


ショートステイで定期的に施設に来る人がいます。
彼女、△さんは、時々精神的に不安定になって、
大きな声でスタッフを呼んだり、泣いたり、笑ったり、妄想に走ったり、、、
私は彼女が大好きで、その妄想話の続きはどうなるのかと楽しみにしたり、
素直で、そのまんまで、とっても可愛い人だと思ってます。


施設で暮す人たちは、3つのグループに分かれていて、
そのグループ内では、毎日ケンカもあればもめごともあるけれど、
でも、だからこそ家族のような連帯感で、繋がっているような感じなのです。

なので、他のグループの人や、△さんのようにショートステイで来る人に対して
どこか排他的で、「よそ者」というと言葉が良くないけど、
そんな感じの態度を取る人も多いのです。

ショートステイで来る人たちも、どこのグループが対応するか決まっていて
△さんは、一応、別のグループの対応になっているんだけれど、
彼女は時々、私たちのグループにやってきて、
ここで座っていたい、ここで食事をしたい、ということがあるんです。

もちろん私たちスタッフは、全然OKなんだけれど、
△さんは、どちらかというと、うちのグループの利用者さんに嫌われていて(;;)、
そりやーもう、ハッキリきっぱり、「あんたイヤ。あっち行け。」とかなんとか
きっちり「拒否」する人も居たりして、、、、。

△さんは、何を言われても、マイペース。
どんなヒドイことを言われても、何も反論せず、そこに居ます。

いつもいつも私は、そんな△さんが可哀想で、こっちが泣きたくなります。

知的に障がいを持ってる人は、そこはとってもピュアでストレートだから
まーったく悪気がないというか、裏表がなくて、
逆にいうと、とっても優しい時もあるわけです。

彼らは、周りの人たちが言うとおり言ってる、ってところもある。

その場のかもし出すムードというか、
そこにいる人たちの気持ちを、敏感に感じ取って
代弁しているような気もする。

そこにいるスタッフや、
利用者さんの中でも、良くも悪くもその場をリードする、
ちょっとイヂワルで自己中な人の言葉とかを
そのまんま真似ている、ってところも。

だから、その場が、みんな優しく彼女を受け入れる気持ちがあれば、
きーっと、その気持ちを感じ取り、優しい言葉も言えるのです。

と、私は思う。


つい先日、やっぱり△さんがやって来た時、
ある人が、よっぽど虫の居所が悪かったのか、
めちゃめちゃ強固に彼女を拒み、言葉が話せない彼女は
大きく強い声を発して、△さんがここに来ることを阻止しようとした。

そばにいた■さんも、同じように、
とてもヒドイ言葉を彼女に浴びせかけ、拒絶した。

その態度が、あまりにヒドイ~~、と思った私は
思わず、怒った。

なんで、そんなにヒドイ態度を取るのか?
同じ、この施設の仲間じゃないのか。
自分が誰かにそんなにヒドく拒否されたら、どう思う??
悲しいと思わない???私はカナシイ。などなど。

こんな時、本気で腹立つワタシは、ほんと、大人気ない。。
小学校の学級委員長か。(良すぎ?)


なんとかその場を収めて、無事△さんは一緒に食卓につき、
可哀想なくらい、静かに食事をしてた。


こんな情景は、もう日常茶飯事なんだよね。

それでも、後で、なーんにもなかったかのように楽しい時間が流れたり、
また突然ケンカが始まったり、、、。


だけど、時々この日みたいに、本当にトゲトゲした言葉が飛び交い、
その場のエナジーが、乱れに乱れることがあって、
「みんな、優しくないな~~~」って思うこともある。

その日、仕事が終わって、リビングに数人の利用者さんがいて
楽しそう~~にお喋りしてたので、一緒に座った。

そこにいた■さんと、今日の△さんとのことを話した。

何でそんなに△さんのことを嫌うのか、聞いてみた。

すると彼女は、

「彼女の声、じゃじゃじゃじゃ、じゃかーーしい(やかましい)のよ。
 聞いてると、イーーーーっ!とくるのよ。」とか、

めっちゃイライラして、でもあっけらか~んと、言う。(^○^;)

■さんは、障がいと言っても程度は軽いというか、
本を読んだり、きっと「頭も良く」て。普通~~の会話も出来る人なので、

「■さんさー、言霊って知ってる?」と聞いてみた。

「知ってる知ってる!コトダマ。わかるわよ♪」

「そんなヒドイ言葉いっぱい連発したら、
 このリビングの空気が、いっぺんに、トゲトゲしたものになるんだよ。」

とっても素直なところもある■さんは、

「そうね。そうよね。はい。そうです。」とか答える。

「それに、みんなの中にある、イライラとかムカつきとかのスイッチも押しちゃうし、
 どうせ飛ばすなら、優しい言葉のほうがいいよ。優しい言霊。
 そしたら、みんなの優しい気持に、スイッチが入るの。そのほうが素敵。」

「そうね。ほんとよね。気をつけなくっちゃね。」(めっちゃ素直)

「それにさー。なんで、みんな、この施設に来てるかっていうと、
 地域社会とか、家族と一緒に暮すのは、ちょっと大変だったりするからじゃないの?
 みーんな、そんな社会に冷たい目で見られたり、イジワルとかされて、
 辛かったりしたことない?
 だから、ここに来て、みんなで一緒に暮してるんじゃないの? 
 みんなみんな、仲間やん。みんな、少なからず痛みを持ってる。
 私だってそうだよ。社会に出ると痛いこと結構ある。
 だから、ここにいると、みんなの痛みが伝わってきてさ。
 一緒に悲しかったり、なんだかホッとして心が安らぐこともよくあるよ。

 みーんな、何かしら、ツライ経験をしてるのに、
 同じように、誰かに対して、ヒドイ言葉を投げつけるのはおかしくない?
 その痛みがわかるはずなのに。みんな同じなのに。。。」

なーんて、エラそうなこと言ってるなと思いながら続けると、■さんが、

「そうよ・・。そうよ。私だって、追い出されたのよ!
 おまえなんかと一緒に暮らせない!とか言われて・・・!!」と、

突然、自分の辛かった体験を話し出した。


そんな■さんを見て、私は本当に、涙出てきた。


「ほら~~~~。■さんだって辛かったじゃないの~~。」


■さんも、みるみる目に涙を溜めている。


「そうよ。そうよね。本当にここがあってよかったの。」
「みんな同じよね。ワタシも優しくならなくっちゃ。ね。」


「うん!優しくなろ~ね~~~~。うるうる。。」とかなんとか。。。


なんか、本当~~に、胸が痛かった。

人にヒドイ言葉を投げつける人、傷つけてしまう人は、
何かしら、同じ傷を、そのこころに持っているもの。

「私だって傷ついたのよ。」と、そのこころは訴える。


それから、
少しの会話で、すぐ分かり合えるのも嬉しかった。
ここの人たちと、本当に、波長が合うんだ。私。。。。


そして、、、もちろんわかってる。。。

明日になったら、こんな会話のことなんて、すっかり忘れて、
またしても、「イ~~~!とくる。」とか、きっと云うんだもんな~~~。(++)


痛みを感じてるのは、私のほうで、
彼女のこころはどうなのか、それは本当は知る由もない。


でも彼女は、よく言ってくれる。

「あなたがいてよかったわ。あなただけよ。私の気持ちわかってくれるの。」


波長が同じ私は、素直に嬉しくて、

「そんなことを言ってくれるのは、■さんだけよ。ありがとう♪」と答える。


だけど、彼女がその言葉を、他の人にも言ってることも、知ってる。はは。

分け隔て、ない。まったく。



なんというか、、、。

瞬間瞬間、そこに嘘はないんだよね。
裏表もないから、とても、心地良いの。

明日になったら、また、まっさらな一日が始まって、
また、瞬間瞬間の、そのまんまの表情で接してくれる。

私もまた、新しくなれる。引きずるものが何もない。



ワンダーランドです。ここは。
というか、ここで暮す人たちは。

毎日毎日が、新しい。素晴らしく居心地がいい。

肉体だけが時々悲鳴をあげるけどね。



はい。終わります。また長くなりました。

とりあえず、更新しときます。


みなさまも、いつもいつも、優しいこころで、優しいことばを。

どんなに世の中がおかしくても、
優しいこころを忘れずに、優しく生きていたいです。


あ、少し前、日津久の民の会さんのところで紹介されてた
この曲。ぜひ聞いてください。とても素敵です。


DESPERRADO/イーグルス




おやすびなさい。
おばかな私ですが、引き続きどうぞよろぴくお願いします。m(__)m



Ats

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 Ats(あっちゃん)

Author: Ats(あっちゃん)
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